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ツアー報告

Tour Report

テクニカルダイビング カバーン海洋実習 南紀 二木島

テクニカルダイビングコース

今回は、テクニカルダイビング系、洞窟ダイビングの初級コース、カバーンダイバーコースの開催です。穴があったら入ってみたい! そんなアドベンチャーなダイバーが集まりました。今回はその海洋実習の最終日です。

[天気]晴れ [気温]16℃ [水温]15℃ [視界]8m [海況]すこしうねりあり

三木浦チームを下ろして、熊野の二木島へ向かうカバーンチーム。
カバーンダイバーコースは、レスキューダイバー以上が参加できる上級者向けのアドベンチャーなコースです。
ここの施設は、港と隣接していて、器材の多いテクニカルダイバーにはありがたい場所です。
施設で十分な打ち合わせを済ませ、洞窟へ向けてボートを走らせます。

[笹島グロット] このポイントで2ダイブ。実際に洞窟内で様々なトレーニングを行います。ボトムが18m以深なので、シングルタンクでは、ガスマネージメントと減圧リミットが厳しくなります。そして洞窟内はだんだん水深が浅くなるので、様々なノルマをこなしながらのコントロールはたいへん難しくなります。しかも、本日はうねりもあり、洞窟の中間地点では、泡立った水流が乱流となってダイバーに試練を与えます。Sドリルから始まり、各種器材の使いこなしを確認、ラインワーク、ゼロビジ対処、エアシェアと様々なスキルをクリアしてもらいます。二本目までは窒素抜きで長時間の休憩。午後からもスペシャルなトレーニングを積み重ねていきます。体育会系のTちゃんは、もう普通のファンダイブじゃ満足できない―なんて言ってました。洞窟内で、流れもあり、かなり効果的なトレーニングが開催できました。よくがんばったメンバーたちでした。

洞窟ダイビングは、リスクも高く、それを知ることから始まります。そしてリスクマネージメントを知り、スキルを熟達し、さらなるアドベンチャーを安全に楽しむ事が大切なのです。
今回のメンバーは、これだけのトレーニングを経験しても、もっともっとトレーニングしたいとやる気です。またカバーンメンバーで、カバーンツアーを企画したいと思います。お楽しみに!


新たに夏前には、レスキューダイバー以上の方を対象にカバーンコースを開催し、洞窟ダイビングについて知ってもらいたいと思っています。そして目指すは、メキシコ・セノ-テ!

来週から、下見がてら、サイドマウントというスタイルを極めるために、一足早く、セノ-テに行ってきます。


written by かとう だいすけ