東伊豆 熱海 テクニカルダイビングイベント
テクニカルダイビングコース
3月のセノーテや5月のスービックでオーバーヘッド環境コースに参加するメンバーのために熱海の沈船で、トレーニングを行いました。
熱海に行くということで、熱海をベースにしている湘南の『スティングレイジャパン』さん、そして山形から『アーバンスポーツ』さんも集まりました。現地には、TDI SDIインストラクターのマットさんや村上さんにも会いました。
熱海の沈船で、リブリーザー、ダブルバックマウント、ダブルサイドマウントとテクニカルユニットがさまざま!!
これから先の日本のダイビングシーンに海外と同じようにこのような風景が見られるのだろうなと想像してしてしまいました。
やはり熟達したテクニカルダイバーはカッコいい!! 海の中で風景の一部としてとても美しいと思いました。
これからもメンバーとともに洗練されたダイバーをめざしていこうと思います。
テクニカルダイビング=危険ではありません。どんな環境にも危険は含まれています。現に一般道路でも事故はおきますし、高速道路でも事故は起きます。同じようにスポーツダイビング(レクリエーション)でも事故が起きることもありますし、テクニカルダイビングの環境下でも事故は起こりえます。大切なことは、危険が含まれる環境下にどれだけ安全な領域を確保するのかがポイントです。本来ダイビングのルールとは、リスクの含まれる水の中でどれだけ安全な領域を確保するかで考えられています。ダイバーになるときに必要な知識とスキルそして考え方を学んだと思います。
それと同じように、複雑で難易度も上がりますが、テクニカルダイビングとは通常のダイビングの領域の先の安全のためのルールを示しているものです。どの領域であれ、当たり前のラインを超えたときに事故が最も起こります。
今回のイベントを通して改めてワクワクするダイビングを続けていくには、トレーニングを通じて自身のダイビングの範囲を拡張していくことで楽しく安全な環境は作られていくものだと思いました。
アーバンスポーツの相星さんの言葉を借りると『日本のダイビングの未来は明るい』まさに参加したメンバーたちも確信したことではないかと思います。楽しい時間をありがとうございました。
二日目はevisチームは、ロング1ダイブ。
28mに60分。ボトムはNX32、デコはNX50&O2でトータル80分のダイビング。
沈船内部でのペネトレーショントレーニングがじっくりできて参加メンバーも大満足。
減圧など手間はかかりますが、一回のダイビングでこれだけ長く海が楽しめることはものすごい価値だと思います。
また今回のevisテックメンバーもTDIアドバンスレックダイバーとして少しずつ成長しています。
当たり前のことですが、コンフォートゾーンで、安全に楽しくダイビングができる喜び。至福の時間です。
テクニカルの道のりは長いですが、得るものは大きいです。
もちろん適性は必要ですが、それもTDIイントロテックダイバーコースに参加することでやれるかどうかもわかると思います。
evisのTDIイントロテックダイバーコースのご案内はこちら
テクニカルダイビングを聞いてみてワクワクする人はぜひTDIテクニカルダイブセンターの門をたたいてみてくださいね。
written by かとう だいすけ