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ツアー報告

Tour Report

伊豆七島 八丈島 黒潮ガンガンダイナミック!

三日間という短期間で、八丈島へ弾丸ツアー。
台風や低気圧通過で、どうなることか!
この時期の八丈島は、黒潮が近づいて来る時期で、黒潮の端っこがあたり、ハンマーヘッドなどが見られる時期。また、ユウゼン玉も見られる。
ちなみに夏になると黒潮も安定して穏やかになっていきます。ハードで大物ねらいなら6月なんです。

1日目

[天気]晴れ [気温]25℃ [水温]24℃ [視界]15〜30m [海況]流れ強し

名古屋から羽田経由で朝一の飛行機で八丈島へ。旅の疲れもなんのその。もりもり潜りまくりです。

昨年の秋の八丈島では波が高くてもぐれなかった。【ナズマド】へ。八丈島のビーチで、最もダイナミックなポイント!そして、この時期は、ガンガン流れます!一日目は、ここで、3ダイブ!ビーチなのにボートダイビングのようなダイナミックな地形。八丈らしくウミガメもたくさん。速い流れの中、ウミウシもちらほら。カンパチやワラサなどアオモノも根待ち中に現れます。ニザダイ、そしてユウゼン玉も。スズメダイの仲間もいっぱいでてます。にしても流れがすごくて、こんな流れは神子元でもなかなか経験できない。。みんなナズマドに鍛えられました。根から離れるとあっというまに流されて楽しい。もちろん根待ちでハンマーを待ちます。しかし残念ながら待ち人来ず。。他のチームは、でた人たちもいて、くやし~ね。明日こそは。。

夜は民宿で、晩御飯たべて、温泉へ。露天風呂が、死ぬほど熱い。

2日目

またまた2ダイブ【ナズマド】へ。かなりねばりましたが、ハンマーは現れず。ユウゼン玉みれたのに、完敗な気分。しかし、ハンマーなくてもすごい海でありました。ダイナミック好きなM口さんは激流に慣れ、空気使用量も残るようになり余裕が。ダイビング歴8か月で参加のH口さんは終始ニコニコ。流れが実は苦手だったというK木さんは流れも克服して楽しんでました。潜水王T屋くんはいつもどおり(笑)。Nちゃんは、最初、流れに心が折れかけましたが、がんばって潜りきりました。みんなダイバーレベルアップしてしまいましたね。いい経験になったことでしょう。

3本目は【八重根】へ。ゆっくり沖へ。どでかいアオリイカが産卵にやってきています。じっくりじっくり卵産みつけるシーンを観察できました。クマノミ城~アーチ経由でエキジット。
4本目は【底土】へ定番スポットでまったりダイビング。パイナップルウミウシ、キスジカンテンウミウシなどウミウシいっぱい。うねりがなかったら、もっとウミウシに会えたかなー。カメさんもいっぱい。おだやかなノーマルなダイビングができました。

アフターダイブはまたまた温泉。今日も露天風呂は超熱い。⇒地元のおじちゃんの話では普段はぬるいらしい??
温泉のあとはお土産買いに行き、居酒屋で夕食です。島寿司(絶品!)、明日葉&島のタケノコ&川海老の天ぷら、クサヤ、島海苔のチャーハンなど郷土料理を満喫。ツアー出発に少し遅刻したM口さんが、お詫びにと、飲み物すべて参加メンバー全員分おごってもらいました。ごちそー様でした。っというかありがとうございましたっ!

3日目

最終日も帰りはフェリーなのでもう1ダイブ。【底土】に潜ります。沖までお出かけ。砂地の砂模様が枯山水みたいでキレーです。ホワイトチップシャークも泳いで行きました。みんな子どもにかえって潜ることを楽しんでいます。アーチまわりには、テングダイ、ツバメウオ、イシガキフグなどいろいろ。もちろんウミガメもあちこち。モンガラドオシもあちこちいましたね。楽しいラストダイブでした。

ダイビングを終え、お片付け。お土産や食料買い出しして、フェリーに乗り込みます。しかし、朝の飛行機か欠航し、フェリーに飛行機乗れなかった人たちが殺到。こみこみで、僕らは、時間ぎりぎりになり、お借りしていた車をフェリーの前に乗り付け、器材もみんな船員さんが運んでくれて、返しに行かないといけない車もおまわりさんが動かしてくれました。なんだかVIP気分でフェリーに乗船。遊びまくった3日間の疲れを取るべくお部屋でみんな爆睡。夕方は夕日をみながらカップらーめん、これがなんだかとてもおいしー。最後はまったり船旅満喫。
竹芝ついたら、潜水王T屋くんのグッドジョブで荷物を移動し、すばやく下船。預けたevis号も待機していて、すぐに東京脱出。新東名使ったらevisに0時すぎに到着。なんとも自己満足な帰り道。

激流に翻弄されつつも楽しいツアーでした。次は激流のないおだやかな黒潮ブルーの八丈ツアー企画予定です!

[写真]H口さん だいすけ(陸上)


written by かとう だいすけ