西伊豆 田子&雲見 蛍観察 第一弾
昨年、大好評だった蛍ツア~今年も企画しました。早朝、高速を走りだし、浜名湖にさしかかると突風が吹き始め、嵐の様相になっていきました。
現地に到着すると、天気も雨、外洋は波が高く、潜れなさそうです。しかし、田子は内海も楽しいのです。
一日目
[天気]雨のちくもり [気温]22℃ [水温]20〜21℃ [視界]3〜7m [海況]外洋うねりあり 内海おだやか
[田子 白崎1] イトヒキベラがとてもきれいです。ウミウシも相変わらず多くて、サガミリュウグウ、ヒロ、ニセイガグリ、ニシキ(フタイロvar.)、フジイロ、ユビノウハナガサなど。そして、オレンジ色のカエルアンコウ!とにかくでかかったです。
[田子 白崎4~2] 砂地にエイが多いとのことで、砂地を探索。しかし、なかなか見つからず、やっと小さなヒラタエイを見つけました。ハナハゼやダテハゼがたくさん。ソフトコーラルやヒメエダミドリイシという蛍光緑色のサンゴがきれいでした。
ランチは、マグロ漬け丼や海鮮かき揚げ丼を食べました。
[田子 尊之島 堤防] 今日はさらにもう一本! 堤防の隙間から外洋をのぞき見します。波が高い外洋の水流が堤防の隙間から入ってきます。この水流でしばらく遊んで、水深7mへいくと、でっかいエイが三匹! たぶんマダラエイ? ゆっくり周囲を泳いでいました。
ダイビングを終え。お宿で一休みして、お楽しみの夕食です。サザエ御飯、カツオの潮汁、ボッチの唐揚げ、カツオ、タカベ、〆サバの刺身、メジナの塩焼き、おいしーおなかいっぱいです。
そして、今回のメインイベント、蛍観察にいきます。川辺や近くの森に、ゲンジボタルがぽわんと光って飛んでいます。幻想的なその光は、お互いに共鳴するかのように、光るタイミングが同じになっていきます。蛍観察のあとは、堂が島の温泉へいきました。
二日目
おいしい朝ごはんを食べて、早々に雲見へ向かいます。土曜日から海はかなりおだやかになっています。
[天気]晴れ [気温]22℃ [水温]20〜21℃ [視界]7〜15m [海況]すこしうねりあり
[雲見 牛着岩] 一本目は、三角穴から入り、洞窟めぐりします。海が荒れた後ですが、透明度も比較的よく水温も高く、さわやかなダイビングです。生物は、クエ、テングダイ、マツカサウオの群れ、イシダイ老成魚、黄色いベニカエルアンコウなど。
[雲見 軍艦岩~牛着岩] 二本目はコースを悩みましたが、透明度もいいので綺麗な砂地を眺めに軍艦岩からエントリーします。水底の砂模様がきれいでした。軍艦を一周して、砂地と洞窟をくぐり、大牛の洞窟ではコロダイの老成魚やオトヒメエビ、大群のキンメモドキをみました。水路に戻ると、ハナタツを発見。黄色いかわいいのと、皮弁の立派な赤いのがいました。
2ダイブを終えて、ランチタイム! リックの大好きなお蕎麦屋さんへ。 アオリイカの天ざるなど食べて、ひもの屋さん寄って、試食を食べ、さらにスイーツも食べて楽しく帰ってきました。
[撮影]リック かしわぎさん
written by かとう だいすけ