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ツアー報告

Tour Report

南紀 串本 アドバンスドオープンウォーターダイバーコース

昨年ダイバーになったみなさんが、今回、ランクアップを目指し、アドバンスコースにご参加です。講習生は七名で、ゆかいなメンバーが集いました。

一日目

早朝に名古屋を出発して、南紀串本に向かいます。
ツアーのメンバーと合わせて、20名の大所帯。バスとハイエースでわいわい出発です。


[天気]晴れ [気温]25℃ [水温]21.5℃ [視界]10〜13m [海況]良好


一本目は、ナビゲーション。陸上シュミレーションで回るコースを確認して、いざはじめての水中のプチ冒険に出かけます。ほんのちょっとの冒険でしたが、わくわくどきどきしましたね。バディとコミュニケーションをうまくとりながら、各バディいいかんじでした。バディと水中でコミュニケーションがとれるとうれしいですね。そしてコースの最終に準備されたダイヤモンドリーフ!! はじめてくぐった人も多かったと思いますが、なかなか難しかったですねー しかし、これまでのトレーニングの成果もあり、かなり上手にできましたね。

二本目は、サーチ。ナビで培った技術にさらに捜索能力を高めてもらいます。今回の宝探しはもちろん紙パックのジュースです。サンゴや岩の間にお宝を隠します。決められたナビゲーションのコースに隠してあるジュースをみなさん真剣に探します。ナビをしながらの捜索(サーチ)は周りによくみて探さなければいけません。サーチを終え、水中でジュースで乾杯です。水中でジュースを美味しく飲むテクニックを伝授したのですが、コツをつかんでおいしく飲めた人、ちょっぴり塩味になってしまった人、失敗して海水味になってしまった人(笑) 水中で、何か食べたり飲んだりもなんだか楽しいですね。

夕方はみんなでBBQ♪ お好み焼きも作ってお腹いっぱいです。

三本目は、夕食を終えて、ナイトダイビングです。きっと夜のダイビングなんて暗くて怖そうと思っている人も多いと思いますが、実はめちゃくちゃ神秘的な素敵なダイビングなんですね。昼間とは全然違った生物の活動が見れたり、夜光虫といって、きらきら光るプランクトンが見られたり、いつもと違ったダイビングが楽しめます。今回も夜光虫がきらきらきれいでした。そして寝ている魚や夜行性の生物の活動も見れました。

二日目

アドバンス二日目、四本目のダイビングは、ディープダイビングです。ボートダイビングで『住崎』へ。メインの根を横目にみながら、水深25mの砂地を目指します。砂地で、深場の実験をします。理科の実験みたいなかんじで、水圧のかかる世界のことを体感してみます。潜ってみると、浅いところも深いところも、感覚的にはそんなに違いはないのですが、こういった実験を通して、違いが分かるダイバーになっていくんですね。

そしてラストダイブは、マリンナチュラリスト。バディ単位でブイを入れた周辺で生物探しをして、分類をしていきます。狭いエリアでしたがいろいろな生物を発見できましたね。そして、生物をスケッチしたり、写真を撮ったりして、記録に残し、あとから分類できました。自然環境のこと、水中の生物に対するマナーなど知ることができました。またバディとコミュニケーションをとり、お互いに安全チェックもできるようになりましたね。

もちろん今回も全員アドバンスドオープンウォーターダイバー認定です。すぎさん、しょうこちゃん、M嶋さん、Y内ご夫妻、K坂井さん、S原さん、おめでとうございます。これからさらに広がったダイビングの世界をいっぱい楽しんでくださいね。

[担当]だいすけ たけ


written by かとう だいすけ