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ツアー報告

Tour Report

西伊豆 大瀬崎 マスターダイバートレーニング

震災後、はじめて名古屋より東のスポット伊豆に行ってきました。
震災のショックで、伊豆などのツアーを中止や変更にしていましたが、
今は、計画停電もなく、なにも問題はないので、開催しました。
ただし、もしもの時の対策、緊急マニュアルを改めて整備して開催しました。

[天気]晴れ [気温]17℃ [水温]16℃ [視界]3〜10m [海況]おだやか


[湾内]本日はevis上級者を目指す、ダイバーが集結しました。といっても四名です。今最もやる気のある四人です。今回は、マスターダイバーコース始めたばかりの候補生なので、バディダイビング形式で、ナビゲーションをしながらトラブル処理トレーニング。かなり難易度が高いです。


今回は3ダイブするのですが、2ダイブ上がってくると、ビーチ近くの駐車場にドクターヘリが。。
ヘリが飛び立つため、しばらくエキジットできず。。


残念ながら潜水事故があったようです。
詳細はわかりませんが、初心者によるバディダイビング中に起きたようです。


事故の原因は、やはりダイバーが守るべきルールが守られていなかったようです。
・認定されている水深や限界を超えている。
・空気量のチェックをしていない。
・空気切れの時の緊急手順(初級コースで習得します)を行なえなかった。


自由に海を潜ることはとても楽しいことです。しかし、しっかり経験積むこと、認定された範囲を超えないこと、もしものときのセルフレスキューの習得など、事故に遭わないためにトレーニングと安全手順はとても重要です。


evisは11年間無事故。私もダイビング人生20年間無事故です。
しかし、安全手順を省いてしまえば、もしものバックアップを準備していなければ、経験を積んだダイバーでも事故が起こる可能性はあります。逆に初心者でもルールに従い、範囲内でダイビングを行なえば、セーフティーダイビングを楽しむことができます。


たかが遊び。されど遊び。
常に安全を一番に考えて、ルールを尊重して、楽しむために必要なトレーニングを行なってほしいと思います。
もちろん、ダイビング始めたばかりで、経験不足、不安がある方は、はじめは、信頼のおけるインストラクターに依存してしまうことも、安全といえます。そして経験を積みながら遊ぶ範囲を広げていけばいいのだと思います。


今回参加のメンバーさんたちも、今回のスペシャルなトレーニングを楽しんでいました。
スキルアップもダイビングの楽しみの一つ。
そして、楽しむ範囲が広がり、安全なダイビングが行なえるようになります。


ダイビングを末永く楽しんでほしいから、年に一度は、スキルとルールの復習など行ないましょうね。


written by かとう だいすけ