南紀 尾鷲
震災のあと、はじめてのツアーとなりました。
月曜から水曜までスタッフで三重県の海を調査し、様々な安全対策を考えて、開催です。
震災で被災された皆様ならび関係者の皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
行きの途中休憩したサービスエリアでは、奈良県のスーパーのトラックが二台、援助物資を仙台に20時間かけて届けた帰りだといってました。
evisもみなさんから頂いたツアー売上から、義援金として被災地に送ることを決めました。1ダイビングショップとして、できることは少ないですが、みんなの少しずつの力でもそれが集まれば、きっと東北の方々も元気になってくれると信じています。
[天気]晴れ [気温]17℃ [水温]15℃ [視界]3〜6m [海況]にごり うねりあり
[大鼻]春にごりで視界はグリーンです。こんなときは、ライトシグナルでお互いコミュニケーションすると安心して潜れます。まずは、深海性のエビ、オキノスジエビの大群を狙って、水深30mの洞穴へ。いましたいましたたくさんいました。間近で見られてよかったですね。そして水深20mのL字洞窟の奥の間では、大きなナヌカザメがいました。ナヌカザメは危険が迫るとフグみたいに海水吸い込んで膨らむのです。僕らのライトにびっくりして膨らんでいました。
[アゴ島 桃頭島グロット]ランチタイムをはさんで、午後2時からオーブンする洞窟ポイントへ。岩の間にドチザメいないかみながら移動。そうこうしていると、洞窟到着。水深12mかなりうねっています。今日のメンバーにOKか確認するとなんだかこんな状況なのに楽しそうです。しばし進むと、でっかいドチザメが飛び出してきました、みんなびっくりデス。そして、10mほど奥に進んで、安全を考え、引き返しました。また次はもっと奥までいってみましょう。そのあとは水深18mの大きな岩の下の大きめの穴に入ったりとして遊びました。
現地の施設では桜が一輪、開花してました。まもなくお花見シーズンですね。
今日のスイーツは、久しぶりに、牛乳屋さんのスイーツにいきました。みんなソフトクリームにかぶりつき、アドベンチャーな今日のダイビングを思い出しました。
written by かとう だいすけ