沖縄 宮古島 めざせ八重干瀬ツアー
1年半ぶりの沖縄宮古島ツアーです。前回は洞窟メインと地形派ダイビングがメインでしたが、今回は、八重干瀬ねらいののんびりツアーです。
1日目
早朝evisからセントレア空港まで送迎してもらい、まずは那覇空港へ。那覇では早速、ソーキそばを食べて沖縄気分。昼すぎに宮古へ到着。お宿のお母さんのお迎えでお宿へ。しばらくのんびりしてから、宮古温泉へ出かけました。一時間では足りないぐらいみんな大満足の温泉でした。温泉の後は、いつものお食事屋さんへ。定番のジーマミー豆腐のあげだしやアーサーのかきあげをはじめ、海ぶどう、ラフテー、グルクンのからあげ、しまらっきょ、五目ジューシーなど沖縄料理満喫です。
2日目
[天気]くもり時々雨たまに晴れ [気温]26℃ [水温]25〜26℃ [視界]40m~ [海況]少々流れあり
ダイビング初日。海を見て沖縄ダイビングはじめてのK木さんもテンションあがっています。
今日は伊良部島方面へ
【クロスホール】初日の一本目。上から見ると十字に見える洞窟にきました。まずは、カメがよく寝ている場所へ。途中には、でっかいナポレオンがご飯中、カメポイントには、なんと三匹のカメがいました。大きなアオウミガメ、そしてタイマイと根の上でのんびり寝ていました。しばらくじっくり観察もできました。初日から大物運がいいですね。初沖縄でK木さんいきなり大物いっぱい! 洞窟をくぐり、地形を楽しみ、そしてマクロ系生物もトサカリュウグウウミウシ、くれよんしんちゃんエビことサンゴテッポウエビ、ウコンハネガイなど。
【オーバーハング】高い根がオーバーハングしている地形。最初に大きなナポレオンやホワイトチップリーフシャーク登場! その他オドリハゼ、テンテンウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、アカフチリュウグウウミウシ、パイナップルウミウシ、ミアミラウミウシと卵、オトヒメウミウシ、アカテンイロウミウシなどウミウシ三昧。ブタに似た大きなサンゴでは、K木さんがマスクとってブタのまねして撮影しました。(笑)
【Wアーチ】洞窟の出口に、ハート形の穴が二か所開いているポイントです。ひとつはシャープなハートでもう一つは、ふっくらしたハートです。くぐると幸せになれると聞いた、いってぃは、一目散にくぐりに行きました。幸せになる前に減圧症になりそうです。(笑) といいつつ幸せになりたい面々は、ちゃっかりくぐっていました。極小のタツノオトシゴ、ジャパニーズピグミーシーホースもいました。コールマンといわれるタイプです。そしてトウモンウミコチョウ、これまたちっちゃなユキンコボウシガニ、テンテンウミウシ、オトヒメウミウシ、アカテンイロウミウシ、ユキヤマウミウシなど。
ダイビングのあとは、夕方のんびりして、町中に夕食に出かけました。今日は昨年できたばかりの人気の居酒屋へ。オリオンビールで乾杯して、ラフテー、グルクンのからあげ、牛タタキや牛レパ刺、お魚てんぷら、タコ唐、イカのガーリックソテーなど食べて、デザートは自家製のとっても濃厚でおいしいチーズケーキを食べました。食後は、町中をお散歩して、お土産など物色して、帰りました。
3日目
梅雨入りした沖縄ですが、なんだか天気は良くなりそうです。
[天気]晴れ [気温]25~29℃ [水温]26℃ [視界]25~30m [海況]朝は多少波あり、昼からおだやか
【崖下】まずは沖縄チックなナンヨウカワハギの幼魚の群れを見て、深場へ向かうと、ホワイトチップシャークやナポレオンなど大物にであい、現地ガイドさんいわく、オスの模様がトップレスビキニ!というエビ、そして笑いボヤ! たくさんの笑った顔が幸せな気分なります。しかしそこにトサカリュウグウウミウシが、笑いボヤを食べに来ました。笑っているホヤが引きつった笑いに変わりました・・。その他には、ジャパニーズピグミーの仲間もみました。
【L字アーチ】今回のダイビングは、イベント! 泡盛を水中深い洞窟に隠してきました。何のためにかというと、海中に泡盛を沈めると、暗く温度が安定し、ほどよい水圧の影響もあり、とってもおいしいお酒になるのです。それを数年後に回収し宴会する予定です。(回収ツアーは、2012年の秋の予定です。みんなでまた飲みに行こう!)
細い洞窟を抜けて、生物は、大きなロウニンアジをじっくりみました。
【ショッカー基地横】ショッカーのトレードマークの鷹(ほんとはサシバ)の大きなモニュメントの横のポイント。潜降するとイソマグロの群れがお出迎え。ホソカマスの群れを間近で見て、クレヨンしんちゃん(サンゴテッポウエビ)、パンダダルマハゼなどみて本日終了~
夕方、のんびりしたあと、夕食へ。今日は沖縄の民謡で踊れるお店へ行きました。がっつり沖縄料理を食べて、踊って、いっぱい飲みました。明日もダイビングに向けてチャージ完了です。
4日目
今日はダイビング最終日!海況がよければ、目指すは八重干瀬(ヤビジ)です。
八重干瀬(やびじ)とは、宮古島の北方、池間島の北約5~22kmに位置し、南北約17km、東西約6.5kmにわたって広がる広大なサンゴ礁群。普段は海中にあるのですが、特定の時期に島のような広い礁がいくつもできる。「幻の大陸」と言われる。今回はこれを見ることが一番の目的です。
朝、起きるといい天気。風もありません。
港に着くと、八重干瀬方向は、黒い雲に覆われています。
[天気]晴れ [気温]29℃ [水温]26℃ [視界]25~40m [海況]おだやか
まずは一本目は、神の島、大神島周辺のスポットへ
【エンドレスコーラルウェイ】エントリーすると一面のハードコーラル!見渡す限りのキレイなサンゴ礁です。のんびり、まったり潜りました。そしていってぃのファンダイブ600本記念です。下はサンゴなので、中性浮力でバランスをとって、中層でevisオリジナル記念旗(今回はリラックマ仕様、いつものように2時間かけて店長なおが書きました)を広げてお祝いです。生き物は、テングカワハギ、デバスズメダイの群れ、カクレクマノミ、ハナビラクマノミなど観察。
そして目的地、八重干瀬に向かいます。いつのまにか黒い雨雲も消えています。到着すると、少し八重干瀬が水面に現れています。
【八重干瀬 ハナダイアーチ】八重干瀬の外洋にあるポイントで、地形も面白いです。まずはドロップオフ沿いのアーチをくぐります。ロウニンアジがお出迎え。光りがアーチに差し込みとってもキレイです。そこから、ドロップオフを流すと、ナポレオンもいました。そしてお寿司の軍艦巻きのような形の大きな根の上には、無数のキンギョハナダイ、アカネハナゴイが一面に。現地ガイドさんは、ハナダイの赤に例えて、イクラの軍艦巻きといってました。(笑)
2本目が終わりランチタイムです。今回で二回目の利用のここのサービスさんの手作りランチは、本当においしいんですよ。ダイビング最終日の本日は、タツヤ君のリクエストで、マグロのアドガボ丼!その他にも、アーサーの味噌汁や宮古ゼンマイのサラダなど、毎日ヘルシーでおいしいランチも楽しみでした。
【沈船タグ】全長20mぐらいのタグポートが沈んでいます。沈船も沈んでしばらく経っている様で、サンゴも結構ついています。透明度のいい本日は、かなり遠くから沈船を確認できます。沈船はお魚の隠れ家になっていて、カクレクマノミ、オヤビッチャ、キンギョハナダイ、タテジマキンチャクダイなどいろいろなお魚観察ができます。公園で遊ぶ子供たちのようにまったり潜りました。冒険好きなタツヤ君やK木さんは、沈船をくぐったりしていたのですが、ちょっと体の大きいK木さんが、細い出口で苦労している姿がほほえましかったです。いいラストダイブでした。
ダイビングを終えて、現れた幻の大陸、八重干瀬をクルーズしながら帰ります。八重干瀬の真ん中を下が白い砂地でアクアブルーの海面を走りぬける時は気持ちよかったですね。
大満足のダイビングを終えて、器材のお片づけ。夕方、現地サービスさんのお店でロギング。記念のいってぃは、かわいいオリジナルTシャツをプレゼントしてもらっていました。
そして打ち上げ&夕食へ。本日は、記念イベントで飲み放題食べ放題のキャンペーンをやっているお店へ。いろいろな沖縄料理、パスタ、お刺身などどれも美味しい。限りなくオーダーし完食完呑!最後は、記念ダイバーいってぃにevisからお祝いケーキの登場。フルーツたっぷりのケーキで美味しかったですねー。
お宿に戻った後は、まったりくつろぎました。
5日目
本日は最終日。
いつもよりのんびり起きてお宿の朝食を頂きます。昨日の夕食でみな胃もたれ気味?しかしおいしい朝食も完食。毎朝のコナコーヒーもおいしいうれしい。
今日は夕方にフライトなので、それまでは、ゆっくり観光できます。展望台など観光地巡りをし、それぞれ最後のコメントもらいました。人頭石といってぃ、巨大シーサーとタツヤ君、ガジュマルとパパ、人魚のK木さん?など面白かったです。ランチは、タコ丼がおいしいお店へ。タコがとっても柔らかくて美味しいー!
そんなこんなで、今回の宮古島ツアーも大成功! 次回の宮古島ツアーは、来年のお盆? そして再来年の秋に海中泡盛回収洞窟ツアーを開催しますよー
written by かとう だいすけ