野生イルカと泳ぐ! 伊豆七島 御蔵島
イルカコース
今年も御蔵島ツアーのシーズンが始まりました。気がつけば、イルカに魅せられて、15年通っている島です。昨年は担当できなかったので、二年ぶりの担当でとても楽しみです。今回は2名が初参加。残りの皆さんは、リピーターのみなさんです。現地に確認すると海は良さそうです。三日間の日程で名古屋からイルカに逢いに行ってきます。
1日目
お昼にメンバー集結。evis号に荷物を積み込み、evisの横のおいしー中華料理屋さんで昼食。お店のみんなに見送られながら、御蔵島ツアー出発です。
移動途中で、夕方、温泉施設によって身体を清め、夜にフェリーに乗り込み、御蔵島へ出発です。御蔵島は、いつも、条件付出港なのです。御蔵島は、黒潮ど真ん中のたいへん自然環境の厳しい島なので、島にフェリーが着岸できないことがあります。そんな不安定さが理由で基本は条件付です。
2日目
早朝、問題なく島に上陸。お宿で一休みの後、ドルフィンスイムに出発です。前情報では、いつもどおりの六月の海ということでしたが、水温も21~24度と六月にしては温かく、みなウェットスーツにインナーと保温対策はばっちりなので、快適です。そして透明度も高く海が青い。今回は水中カメラ派も多いのでいい写真が期待できそうです。
シーズン始まりということもあり、イルカもフレンドリー。今回はいろいろ訳があってラッキーなことに、一日で朝、昼、夕と三回も出港しました。みんな元気すぎです。
今日もイルカたちはかわいく、いろいろな行動をみせてくれました。バブルリング作ったり、まだしわの残るちっちゃい赤ちゃんイルカがお母さんと泳いでいたり、イラ(魚)をくわえていたり、胸ヒレでお互い向き合ってラビングしていたり、しぐさがかわいいです。
潜るにしたがってチームワークもよくなり、何度かはイルカがみんなの周りを順番にくるくる回ってくれたり、カメラ部隊もいい写真がとれて満足そうです。リピーターのみなさんもスキルアップしていて、スイスイ潜っています。
またドルフィンスイムの間の島ののんびりした時間も最高です。いつもお世話になっている民宿は、おばあちゃんちにやってきたような心地よさが最高です。お宿のお父さんもお母さんも船長もいい人ばかりで気持ちがいいです。
お昼ごはんは島の食堂で、夕食はお宿で、地魚や明日葉など御蔵のおいしいものいっぱいいただきました。そして御蔵島は水がおいしーからご飯がうまいっ。Evis伝統の御蔵盛りで、ごぼうちゃんをもてなします。かわのさんやよっしーは御蔵盛りを余裕で完食。夜中までおなかいっぱいで苦しいごぼうちゃんでした。
3日目
今日も早朝に朝ごはんを食べて、早朝からドルフィンスイムです。今日も二回入りましたが、最初の一回目などは一度で15分以上遊んでもらえました。またハプニングもあり、僕がボートにエクジットしようと水面移動していると、左手に何かが噛み付きました。なんかと振り返ると水中には何もいません。水面に顔をあげると鳥がこちらを狙っています。御蔵島にたくさん生息するオオミズナギドリでした。びっくりです。手が水面を泳ぐ魚に見えたのでしょうか?
二度のドルフィンスイムを終えて、荷物をまとめ、すぐ近くの食堂へカキ氷を食べに行きます。御蔵の水を使ったカキ氷は最高においしいですよ。
今回も楽しいメンバーでした。がんがん潜り大活躍のまきちゃん、きれいなフォームで潜れるようになったよっしー、ウミウシフードで、イルカの気を引く、ごぼうちゃんとまきこちゃん、六年越しにイルカと対面でき、興奮で潜れないといいつつ、結構潜ってたえっちゃん、巨大なカメラでいい写真とってくれたとーちゃん、スタッフと同じく二日間で五回も入り、御蔵島で二度と破られることのない歴史を作ったかわのさん! またこのチームでいつか御蔵島へ行きましょう~
僕も二年ぶりの担当でしたが、やはり御蔵島はいいですね! なんだかハッピーな気持ちになれるしパワーをもらえます。野生のイルカとあれだけアイコンタクトできること、同じリズムで泳いでくれること、のんびりした島の雰囲気も、そして参加者みんなで潜れる楽しさなど、いろいろ理由はあるでしょうが、やっぱりいい海でした。
今年もまだまだ8月9月10月とイルカツアーありますよ。ドルフィンスイム練習してどしどしご参加ください。
[撮影]マキちゃん ごぼうちゃん よっしー
written by かとう だいすけ