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ツアー報告

Tour Report

年越しカウントダウン お正月 フィリピン プエルトガレラ

毎年恒例、年越しカウントダウンお正月ツアー 今回は、evis初企画のフィリピン プエルトガレラにいってきましたぁ。プエルトガレラは、日本人向けのお店もなく、あまり日本では知られていませんが、フィッシュウォチングも充実、テックダイビングなどの上級者向けのダイビングも充実する恵まれた環境のスポットです。僕らの滞在したサバンビーチは、リゾートチックなレストランから、怪しいディスコやバーなどあり混沌した感じのエリアなのです。さてさてどんな旅になるのでしょうか。

12月27日
まずは、12月27日先発隊が出発。先発隊は、9日間というロングステイです。早朝、セントレアでキレイな朝焼けを見ながら、ディズニーランド級の長蛇の列、そして昼過ぎフィリピン到着、マニラ空港も同じくたいへん込み合っています。空港をあとに車で三時間、船で一時間、船ではイルカが飛び跳ね、サンセットを見て、暗くなるころ、サバンビーチに上陸! 怪しいストリートを抜け、我らのホテルに到着!おなかもペコペコすぐにレストランへ。海岸沿いのレストランはヨーロピアンでいっぱい。フィリピンビールで乾杯、フィリピン料理、パスタなど、初日から食べ過ぎました。




12月28日
ダイビング初日〜 バンカーボートでポイントまでは10分以内、そしてオールナイトロックスで参加の我々は楽々ダイビングなのです。どきどきの初スポットダイビングのはじまり〜

【Sabang Point】
まずはチェックダイブも兼ねて潜ります。出航1分で到着。水中は意外と流れています。ムスジコショウダイ クマザサハナムロ オドリカクレエビ ミゾレウミウシ ムチカラマツエビ ハダカハオコゼ 巨大シャコ 天気もよくなこともあり、水温も26度と通常のこの時期のコンディションで考えると寒いらしいです。

【Anton’s Wreck】
崩れかけの木造船の沈船ポイントです。イガグリウミウシ サラサゴンベ ツバメウオ キリンミンノ コガネキュウセンYg 巨大オオモンカエルアンコウ(クリーム色) アカエラカニダマシ コンビクトフィッシュ ニセソラスズメダイ クマノミ アオスジイシモチ サラサハタ ウミシダがカラフルです。 バブルコーラルシュリンプもたかちゃん発見!

【Hole of Wall】
浅い水深にひとりずつくぐれる穴があります。ムカデミノ シンデレラウミウシ アカハチハゼ(巨大)  巨大オオモンカエルアンコウ(クロ色) フタスジタマガシラ ハタタテハゼ 流れも速く浅い水深はすごい濁りがありました。

夕方は、街中を探索。やはり怪しいです。アウトロー的なお店には、アウトロー的な白人おじさん。呼び込みのお兄さんのいる店はカーテンの向こうで怪しげな雰囲気をだしています。両替屋さん、いろんなレストランをチェック。このツアーで使えそうなお店をリストアップしました。

夕食は近くのきれいなレストランへ。そんなにお腹もすいてないのでピザ・パスタで軽く済ませました。ここはとってもおいしいです。そしてウエイターさんも陽気でやさしい。デザートのライスプディングはデザート番長たかちゃんも絶賛です。


12月29日
【Klima Steps】
お目当てのピグミーシーホースは見つからず・・オランウータンクラブ ケショウフグなどみました。

【Manila Chanel】
クダゴンベ キンギョハナダイ 超接近してもまったく逃げないでっかいモヨウフグ ウミウシ交接 ノコギリハギがKissしてました。実はケンカなんです。生態観察も楽しいです。

【Clam Farm】
タテジマヤッコ アオサハギの赤ちゃん イバラタツ×4!! セスジミノウミウシ オドリカクレエビ ニセアカホシカクレエビ クモガニの仲間 ウミヘビ イシヨウジ
このポイントやばいです。このポイントだけで一週間は潜れそうです。 

きょうのご飯は、お宿の反対側にあるレストランへ。ステーキとフィリピンの煮込み料理おーいしーい!!デザート最高あとウエイターのデクシー君最高!!オーナーはケビンコスナーのようないい男。年越しカウントダウンの会場はここしかないっ! 31日にまた行きます。


12月30日
【verde Island Dropoff】
ボートで40分のポイント。イメージは水中からそびえたつ山! 山頂が海面に突出しています。きっと大物もやってくるポイントなんですが、アンナウミウシ ハルゲルダバダンガス メンブロタカンベルライニ メンブロタクバリャナ トサカリュウグウウミウシといったウミウシ天国です。

【verde Island Dropoff】
二本目も同じスポットです。ソフトコーラルもでっかくて、地形もみてみるとすばらしい。黄色いかわいいウミウシ ハナダイ メンブロタカンベルライニと卵 マダラハタ ギンガメアジ群 カスミアジ群 もっとダイナミック潜ってみたいスポットですね。

【sinandigan wall】
ハダカハオコゼ リスベキアトリュオニ オオモンカエルアンコウ そして水深14mにピグミーシーホース3匹発見! ナイトロックスで14mなのでいつまで観察できます。たまりません。後発隊がきたらまたいこう〜



夕方、にんじん隊長ひきいる30日出発チームが到着。

夕食は近くの屋台風の食堂へ 30日到着の若者チームにフィリピンテイストを味わってもらおうと入りました。肉や魚介類をBBQにしてもらいました。なかでも骨ごとポーククリスピーは食べ応えアリ最高〜 そしてデザートのクリームキャラメルは最高でした。これは31日出発チームにつれてこなければ!


12月31日

【ernie`s Point】
30日出発チームの初日ダイブ! 流れています。これはいきなり洗礼をうけてしまいましたね。お疲れ様でした。
チョウチョウコショウダイ幼魚 ミゾレウミウシ 

【Coral cove】
名前のとおりサンゴがとってもキレイです。サンゴもソフトコーラルが中心で、他にはスリバチカイメンやらウミシダやらホヤもいっぱい。笑いボヤや仮面ライダーボヤ、青いホヤもとってもキレイ。ヒレナガネジリンボウ ブルースポテッドスティングレイ ウコンハネガイ コールマンウミウシ クロモドリスクニエイ ヒトヅラハリセンボン ヤマドリ 

【sabang wreck】
違う水深に三つ沈船があります。ひとつは内部にも侵入でき間。ツバメウオ餌付けタイムは、たくちゃんは食べられてしまっているよう。 ケショウフグ モンガラドオシ ゼブラアナゴ タツノハトコなど。白い砂地にレックといい感じのポイント。

夕方、当初より予定しておりました、あおちゃんの頭文字の散髪タイム。ビーチで、三人がかりでカットしました。前は50の文字。そうです。50本記念だからです。するとえいちゃんが後ろのスペースがモッタイナイといいだし、後頭部は、evisのキャラクターマーク、えびすけが入れられることに・・夕方到着した、ヘアスタイリストのしょうぢにも絶賛されるほど、上手にできました。



【Mandarin Point】
サンセットダイビング ニシキテグリ サンゴモエビの仲間などのんびり潜りました。


夕方、31日チームが到着、大晦日だよ全員集合!

年越しカウントダウンパーティーは、デクスター君が最高におもしろいレストランへ。

毎年恒例、お正月ツアーの目玉。この時間がやってきました。

20時到着し、サンミゲルビールで乾杯!

フィリピンのお祝い料理・レチョン(豚の丸焼き)の登場です。

これは・・うますぎます。他の料理がどうでもよくなるぐらい・・


けいちゃんとかおりんは、浴衣コスプレで、白人のおっさんを悩殺。白人カメラマンがパチパチ撮影しています。

22時をまわり、70歳のパパは就寝のため、ホテルに戻ります。

このあとぐらいから、しょうぢのカバンから色とりどりのマジックペンが取り出され、ラク顔がはじまりました。すると隣のテーブルの白人紳士が、ペンをとり、自分や仲間にラク顔をはじめます。なんだかevis的な盛り上がりが、伝染していきます。

23時を回ると、巨大な花火がドンドン打ち上げられます。爆竹の量も半端ありません。耳が痛い・・火薬くさい・・それほど過激な花火タイムが続きます。

そして忍者コスチュームのえいちゃんが、けいちゃんが持ってきてくれた、年越しそば(インスタント)をはこんできました。あ〜evisツアーはお客さんと作っていると実感。みんなで作り上げる一体感がまたまたいいですね。

アメリカアニメにでてきそうな、おもろいキャラのデクスター君にも持参のハッピをプレゼント! 和装なコスプレで日本文化を伝えてきました。これで外国人から見る勤勉でまじめな日本人のイメージを払拭することに成功したことでしょう。

そして一番最高な時間。カウントダウン! どうもヨーロピアンには、カウントダウンという風習はない。ということで、自分たち中心にカウントダウンはじめ〜

白人さんやレストランのスタッフも巻き込み、めちゃめちゃ盛り上がりました。


1月1日 謹賀新年
【boulders】
2009年潜りはじめです〜
水深30Mの黄色のピグミーを探しにいきます。水がにごっています。そして流れています。ピグミーは見つからず・・しかしコガラシエビ オシャレカクレエビ ヘコアユの大群などみました。

【sabang wreck】
あおちゃん50本、たかちゃん400本 しょうぢ410本?の記念ダイビングです。沈船の前で記念撮影。ツバメウオに囲まれ、最高なロケーションです。みんなおめでとー。 

【sinandigan wall】
あいつを観察にやってきました。一匹さらにみつかり、ピグミーシーホース4匹!50分間交代で観察&撮影しました。こんなに長時間観察できていいポイントです。 

【Mandarin Point】
またまたサンセットダイブ。ニシキテグリ 巨大タコそしてびっくりなのはタイマイ(カメ)か寝ぼけて泳いできました。長く並走して遊びました。寝ぼけて、あおちゃんのフィン間で、頭を突き出してました。

夕食はキレイなホテルのレストラン 記念ダイバーのお祝いしました。食事はお祝いにターキーを2k食べました。しょうぢがマンゴーシェークのおいしさにびっくりしてました。さらにお〜にしさんは、連続三杯おかわりするほどはまっていました。ビリヤードも楽しみましたよ。
そして記念ケーキの登場〜 記念パーティも楽しかったです〜


1月2日
【almajane】
2003年に沈められた貨物船almajane 貨物船だけあって、内部が広い!内部にはオトヒメエビ キレイなヨウジウオ 船の周りにはツバメウオが泳いでいます。冒険チックで楽しいです。

 
【Monkey Beach】
ほら、モンキーと指をさすと現地の子供が海水浴。家が一軒だけ建っているビーチの前。シロタエイロウミウシ コイボウミウシ クロモドリス シンデレラウミウシ 黄黒のヒラムシ ここもすごいウミウシ天国。

【Clam Farm】
マクロ天国へ再び〜
コブカラッパ 謎の平べったいカニ ウミテング イバラタツいっぱい ヒトデヤドリエビ カンナツノザヤウミウシ コクテンフグ 


いきなりですが、ゲストさん日記(一本だけ)
『しょうぢ日記』

2009・1・2

三本目

潜水地 『クラムファーム』

天気 『曇り』 何か出そうな雰囲気・・・

気温 『25度』 ちょっと肌寒いかも?

水温 『26度』 少し防寒すれば、へっちゃらです。

透明度 『12m』 海は透明度が全てではないのです!!



エントリーすると、まず大きなシャコ貝がお出迎え!

そして想像を超えるような 「ウミウシパラダイス☆」 & 「エビカニヘブン♪」

タツはデカイわ、エビカニの数は尋常ぢゃあないわで、○西さんと一緒にテンションアゲアゲ!

ってことで、明日またここに潜ろぉ〜っと☆

というわけで、日記ありがとう。



この日はきれいなレストランでコースディナー ワインもボトルで頼んで乾杯。ケニラウ シーフードリゾット ビーフストロガノフ チキンアドボ チョプソイ デザートがカラマンシータルト 日本人にも食べやすいとってもおいしーレストランでした。 


1月3日
早朝、30日発チームがお帰り〜 見送り後、のこったメンバーでダイビングに出かけます。

【shark caves】
ホワイトチップリーフシャーク ピクミーシーホース(抱卵) ギンガメアジ群

【Clam Farm】
イバラタツ オレンジのミノウミウシ オオモンカエルアンコウのレモン色の幼魚 シンデレラウミウシの白 カンナツノザヤウミウシ ニシキウミウシとウミウシカクレエビ アオサハギの薄紫 ヒョウモンダコ コブシメのあかちゃん ソリハシコモンエビなど あ〜マクロ派なら10本は潜りたいポイントも潜り納め。

【Mandarin Point】〜【La laguna Beach】
ラストはサバンビーチからララグーナビーチまでドリフトダイビング〜 水深18mをずっと流されます。気持ちいい。ウミウシカクレエビがナマコについてたり・・そしてクライマックスは、太陽の光りの中、白い砂浜が現れました。やばい超リゾートなかんじ。砂浜を泳ぐ二匹のスジモヨウフグが印象的でした。


最終日の夕食は屋台食堂ヘ シニガンスープ 魚介類のBBQ とくにイカ(カラマリ)焼きは最高です。もちろんポーククリスピーも。

夕食後は、ホテルのテラスで、まったりすごしました。星もキレイないい夜でした。


1月4日
とうとう最終日、朝、ツアーコメントをビデオに収録し、現地を出発。ボートも車も順調。

マニラ空港では、チェックインに時間がかかりましたが、結果オーライなんとか名古屋に帰ってこれました。





丑年だけにウミウシ三昧。エビスだけにエビ三昧なお正月リゾートツアーでした。またまたいいスポット発見しました。
マクロ三昧ツアー、ダイナミック系ツアー、テックツアーとかなりいろんなコースが堪能できそうなところです。またいきましょう〜


[撮影]たかちゃん お〜にしさん しょうぢ だいすけ


written by かとう だいすけ