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生物図鑑

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【ミズウオ】©zukankun


[撮影地]西伊豆 大瀬崎 湾内
[撮影者]川本由起
[コメント]全長2mを越えるミズウオが、ハリセンボンを捕食するシーンに出会いました。鋭い歯をしたミズウオは、飲み込もうと必死ですが、ハリセンボンが、膨らんで、ギザギザVSトゲトゲの対決。

[学名]Alepisaurus ferox
[分類]条鰭綱-新鰭亜綱-ヒメ目-ミズウオ亜目-ミズウオ科-ミズウオ属
[和名]ミズウオ
[英名]Longnose lancetfish、Pacific lancetfish
[体長]1.5〜2.5m
[生息地]世界中の暖海の深海域に分布。西太平洋、日本、千島列島とオホーツク海、豪州。深海域。
底層遊泳性で水深900〜1500mの海を中心に生息する。

全長3mに達する。
背鰭はバショウカジキの様に大きく扇形。

肉食魚でイカや魚などを丸呑みにして食べる。
胃の中からはイカの他、チョウチンアンコウなども見つかっている。

体は水分を大変多く含んでいて、煮ると溶けてしまうことから「ミズウオ」という和名が付いた。

稚魚は頭が大きく、サバや太刀魚類の稚魚に似る。

研究の進んでいる深海魚の一つだが、食用としては利用されない。

冬の時期、伊豆の浜辺や浅瀬に弱っているのや死体が発見される。
原因は何でも食べてしまう食べ過ぎだとか???

2004.02