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生物図鑑

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【イセエビ】©Kyu Furumi ©zukankun〜名古屋の近場、伊勢志摩が発祥のエビの王様

[学名]Panulirus japonicus
[分類]節足動物門 甲殻綱 十脚目 長尾亜目 イセエビ科
[和名]イセエビ 伊勢海老
[英名]Japanese spiny lobster (ロブスターとは別種です。)
[生息地]伊豆 南紀 

イセエビ科にはカノコイセエビやゴシキエビ、シマイセエビなどの仲間がいますがどれも南方系で元祖イセエビは本州の太平洋側に分布しています。
つまり海中でも三重や伊豆の海でしか見ることができません。

昔は三重県の志摩で取れたことからシマエビと呼ばれていましたが、伊勢の商人が各地に売り歩いたことからイセエビの名前が浸透しました。

産卵期の5月から9月が禁漁シーズンで、6月ごろにはお腹にオレンジ色の卵を抱えたイセエビを見ることもあります。

夜行性で貝や蟹、ウニなどを食べています。
やはり一番の天敵は人間ですが、海の生物ではタコが苦手。

ナイトダイビングでイセエビ見るなら満月じゃないほうがよく出歩いています。
串本のナイトでは出る時は何匹もうろうろしています。
昼間は洞窟の天井の暗いところで群れています。
尾鷲の洞窟の天井をライトで照らすといっぱい観察できるかも。

2005.04


©ずかんくん