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スタッフブログ

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サンクタム鑑賞会&サンキュー♪誕生日会

加藤大典ブログ

本日は、台風の影響で、evisの近くの川も昼近くは、かなり増水していてあせりました。
今日は、テクニカルダイビングのシーンがたくさんでてくる3Dサバイバルアクション映画『サンクタム』をメンバーさん達と見に行ってきました。そして今日は・・

もともとこの映画は実話があります。(実話に基づくとはいえ映画のストーリーとは全く違います。誤解のないように・・) 映画ではパプワニューギニアという設定ですが、1996年にメキシコのウアウトラ系の洞窟が発見された探検の物語が実際にありました。映画でも最後に名前が出てきたウィリアム・C・ストーンという人が計画し、水中写真家のウェス・スカイルズもこの計画に加わっています。ナショナルジオグラフィックが取材しているところも同じです。時代を考えると映画よりももっとたいへんな探検であったと思われます。実際に、イアン・ローランドという人が洞窟調査中に溺れて亡くなっています。(実際はこの人以外は生還しています。)この人は糖尿病でした。ダイビングにとって、これは自殺行為といっても過言ではありません。しかし冒険家の彼には命をかける価値があったのですね。この事故により計画は一度中断しています。後日、ウィリアム・C・ストーンズはローランドの亡くなった巨大エアドームに潜り『ローランド・エアベル』と名付けています。エクスプローラー(冒険)ダイビングがいかにリスクが高いかを物語っていると思います。実際のテクニカルダイビングは、映画よりももっともっと緻密で慎重で安全を最優先して考えられているものです。とくに僕らが目指しているテクニカルはそういうものです。僕のケーブダイビングの師匠であるラリーグリーンは、常々、セーフティケーブダイビングという言葉をよく使っていました。

映画の感想ですが、ジョーズという映画で、海に対して誤った恐怖心を植え付けられてしまった人たちって、いると思います。この映画もダイビングや洞窟ダイビングについて、誤ったトラウマを与えてしまうかもしれないですね。今回、見に行ったメンバーさんの中でも、ちょっとトラウマになりかけている人もいました。思い込みの激しいタイプの人なんかは、見ない方がいいかもしれないですね。覚悟してご覧ください。もちろんこの映画見て、これから始まる洞窟ダイビングコースにわくわくしている人もいましたよ。映画なので、現実的ではない部分もいろいろありましたが、僕は使われている器材とか洞窟の雰囲気とかとても楽しく見させてもらいました。また見にいこっと!

映画が終わり、みんなでアレコレ映画の話をしながらevis号でevisに戻ると、夜遅いのに、まだたくさんの人が、evisに残っています。

なぜかガレージにハンモックが吊るしてあります???
車を降りると、クラッカーがパンパンと「お誕生日おめでとうございます~」と仕事の終わったスタッフや講習やツアー帰りのお客さんが待っててくれました。映画のメンバーも加わり、お祝いしてもらいました。
今回も店長なおの企画らしく、怪しげなイベントが行われました。あまりにもおぞましくここでは発表は控えさせていただきます(笑)
しかしこんなに遅くまで僕の為にイベントやってくれて、みなさんありがとうございました。ほんとに感謝です。

40歳まであと一年。有意義に過ごして、いろんな目標を達成したいと思います―
これからもよろしくお願いします。


written by かとう だいすけ